ミイラの再調査

ツタンカーメンのミイラを科学的に調査することになった為移動させるというニュースが先日ありました。ツタンカーメンとは、約3300年前にエジプトに君臨していた王です。埋葬されていましたが、1922年に発見されました。
科学技術は発展を続けています。去年よりも今年。昨日よりも今日。今日よりも明日。今、この時にミイラを連れ出す理由がどこにあるのか。
まぁ確かに、現在ツタンカーメンがいるお墓の中は万全の環境であるとは言えないので「状態が劣化する前に、調査をしておいたほうが良い」ということは理解できます。それは今なのか。もっと待っていれば、もっと詳しい調査ができるのではないか。
日本のキトラ古墳壁画。発見されて、保存が決まった時には、その時なりの最高技術で行われたはずです。でも最近調査したところ、亀裂やカビが発生していたとのこと。この事を考えても、 ”絶対”な方法は無いことは私だってわかっています。でもな〜。愛情があると迷いがでますね。