ビルマで死んだジャーナリスト長井健司さんのこと

写真家の藤原新也さんも、彼の国を「ミャンマー」ではなく、「ビルマ」と今でも呼んでいる。
それはそうと。
先日、ある人と話していた時の話。長井健司さんの銃弾に倒れた姿を映したVTRを何度も何度もテレビ局が放映するもんだから、私が「もういいかげんにして欲しい。遺族の心情を考えると辛くなる」という内容の発言をしたところ、「あんなところに行くから死ぬんだわ。どうしてあんなところへ行くんだ?」との内容の返事が相手から返ってきた。
は?
「このような人たちがいるおかげで、私らは自宅のテレビで世界中のニュースを見ることができるのよ」と言い返してしまいました。あー、大人気無い。偉そうに言えるほど、私も世の中知らないのに・・・でも、がっかりしたのさ。長いつきあいをしなきゃいけない相手なのに、どうしましょうか、この不信感。
こどもげんきドットコムの仕事してた頃や去年バイトしてた頃、周囲の方々は皆個性豊かで、尊敬でき、私は勉強させられる事ばかりだったから、その方々に対して、考えの不一致はあっても、幻滅することは無かった。あー、幸せな日々だったんだなぁ。
できるだけ、しゃべらないようにすればいいかな、その人とは。今までも「なんでそんな浅はかなこと言うが」と思ったこと何度もあって、その都度「私はそう思いませんが」とか「はぁそうなんですか」とか言ってしまってて。年上の人に対する態度じゃないよね。絶対、ビルマミャンマーの違いなんて知らないんだわ、その人。北日本新聞には書いてないんかねぇ。あぁ、またもや偉そうですいません。